日本生命

日本生命は、営業支援ツールとしてソフトブレーン社の提供する「e-セールスマネージャー Remix Cloud」を導入することをこの2013年9月に発表しました。
これは、生命保険会社としては国内大手老舗としてはかなり大きな決断となる事例です。
というのは生命保険という商品を取り扱うにあたっては、セキュリティ面や個人情報の取り扱いなどかなり厳重な情報管理をしなくてはならないという命題があるためです。
それまでの実績を積み重ねてきた過去からのノウハウを大きく変更するような業務改善は難しいのではないかと思われてきました。

しかしながら、生命保険業界においては外資系企業など規制緩和により数多くの企業が参入してきたことにより、これまでと同じようなサービス方法では迅速な対応がしにくく、他社よりも対応力に見劣りが感じられるようになっていました。
日本生命においてはこれまでの営業業務において重要視してきたのは、属人的なチャネル(企業と顧客の間の情報・物流の流れ)でした。
これは保険外交員と顧客の個人的な信頼による付き合いということを柱とする営業方法により構築されてきたしくみです。
しかし個人間の付き合いが前提となる以上、どうしても一人あたりが担当できる顧客数が限定的になってしまい、また多数の顧客からのニーズにそれぞれ個別に対応がしにくいという柔軟性のなさが問題となっていました。

そこで新たに「e-セールスマネージャー Remix Cloud」を導入することにより、それまで個々人のスタッフで抱えていた営業のための情報を一元的に取り扱い、代理店を通じて全国規模で共有することができるようにしています。
言うなれば「営業の見える化」を行ったということであり、それにより営業スタッフ同士の連携や顧客傾向の分析をより的確に素早く行うことができるようになりました。

この効率化において「e-セールスマネージャー Remix Cloud」が選ばれた理由は、本来こうした大規模なシステム変更のためには大規模な初期投資や従業員のための使用方法研修が行われなくてはならないところ、現存のシステムやわかりやすいインターフェースにより大幅に導入期間を短縮することができたということが大きな理由になっています。
さらに、全国で1800社にもおよぶ企業で導入されてきたというソフトウェアの実績が評価されたこと、さらにシステム利用をより営業戦略に生かしていけるようにできるコンサルティングサービスもソフトウェアに付帯してくるという点も大きいようです。

単純に業務遂行における手順の短縮を行うだけでなく、以後の営業戦略のためのヒントにすることができるツールとして、日本生命のケースは業種を超えて大きな注目を集めています。